統合生体学領域

教員紹介

教授 岡田 利也 (OKADA Toshiya)
所属 実験動物学教室
大学院担当授業科目 統合生体学特別講義C
研究内容 ラットを用いて胎子腎臓の濾過機能発現と妊娠母体との関 係,成長期における腎臓の発達と蛋白摂取の関係を光顕ならびに電顕観察および酵素抗体法などの形態学的手法を用いて解析している。白内障自然発症マウスを用い て遺伝解析により原因遺伝子の解明を試みている。脳底動脈輪形成不全個体が多くみられるスナネズミに頸動脈結紮解放手術を行ない,脳の虚血傷害と学習・記憶の 関係について行動解析により明らかにしようとしている。
キーワード 腎臓,白内障,脳虚血,行動解析
Office hour 金曜日(12:00~13:00) <りんくう・B525>
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教授 小川 和重 (OGAWA Kazushige)
所属 獣医解剖学教室
大学院担当授業科目 統合生体学特別講義A
研究内容 細胞間接触を介する情報伝達は多細胞生物の個体形成・維持に不可欠である.Eph/ephrinと呼ばれる一群の膜タンパクは,細胞が自己とグループを作る細胞かどうかを判断して細胞の接着と遊走を制御し,発生期の組織・器官形成に働くと言われている.この点を基に,「成体の分化した正常組織にもEph/ephrinが発現し組織構築の維持や可塑性に重要な役割を果たしている.」と仮説を立て,仮説の検証とEph/ephrin機能制御による組織再生・可塑性制御の研究を進めている。
キーワード Eph/ephrin,再生制御,組織の可塑性,形態形成
Office hour 木・金曜日(12:00~13:00) <りんくう・B513>
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教授 桑村 充 (KUWAMURA Mitsuru)
所属 獣医病理学教室
大学院担当授業科目 統合生体学特別講義B
研究内容 脳に関連する遺伝子異常によって発症する神経疾患モデル動物は,原因遺伝子の機能を解析し,遺伝性神経疾患の予防・診断・治療法を研究する上で非常に有用である。ラット・マウスなどの自然発生ミュータント動物の神経病変を主に病理学的に解析し,特定の遺伝子異常がどのような病変を引き起こすかを検討している。また,イヌ・ネコなどの神経疾患臨床例の病態を解析し,ヒトおよび動物の病変を比較検討している。
キーワード ミュータント動物,発生,神経変性,病理
Office hour 月曜日(12:00~13:00) <りんくう・B425>
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准教授 井澤 武史 (IZAWA Takeshi)
所属 獣医病理学教室
大学院担当授業科目 動物構造機能学特別演習A
研究内容 肝硬変や神経疾患などの難治疾患は,医学・獣医学領域において克服すべき社会的課題である.難治疾患における各種サイトカイン・液性因子の発現プロファイリングは,その病理発生を解明する上で非常に有用と考えられる.ラットやマウスなどの疾患モデル動物を用いて,DNA マイクロアレイや多重蛍光免疫染色などの分子病理学的アプローチにより,難治疾患の発病・進展因子の探索およびその役割の解明を行う。
キーワード 疾患モデル動物,肝硬変,神経疾患,サイトカイン,発現プロファイル解析
Office hour 金曜日(12:00~13:00) <りんくう・B425>
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准教授 中島 崇行 (NAKAJIMA Takayuki)
所属 獣医解剖学教室
大学院担当授業科目 統合生体学特別講義A
研究内容 虚血とは組織への血液供給が途絶えた状態を指す。脳梗塞は脳が虚血状態になって起こる病気である。脳梗塞に対するより有効な治療方法を開発するには,脳の虚血ストレス応答をよりよく理解する必要がある。脳梗塞モデルラットや培養細胞を用いた実験により脳の虚血ストレス応答の解析を行い,脳梗塞発症後,神経細胞をいかにして生存させるかについての基礎研究を行っている。
キーワード 虚血,神経細胞死,脳梗塞モデル
Office hour 金曜日(16:00~17:00) <りんくう・B512>
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講師 近藤 友宏 (KONDO Tomohiro)
所属 実験動物学教室
大学院担当授業科目
研究内容 遺伝性白内障モデルマウス(ddY系由来)に関して、交雑実験における遺伝子解析により原因遺伝子の解明を試みるとともに白内障発症機構を検討し,医療への利用を図ることを目的に研究を進めている。
キーワード 遺伝子解析、白内障
Office hour 木曜日(12:00~13:00) <りんくう・B526>
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講師 谷田 任司
所属 獣医解剖学教室
大学院担当授業科目 統合生体学特別講義A
研究内容 内分泌・代謝系は生殖・発生や分化,生体恒常性などを司り,核内受容体はその中で大きな役割を担う。核内受容体はリガンド(ホルモンなど)依存性の転写制御因子であり,そのシグナル経路の破綻は糖尿病,メタボリックシンドローム,腫瘍,鬱など,様々な疾患や病態と密接に結び付く。私は,核内受容体の中でも生体内リガンドの不明な受容体(= オーファン受容体)の1つで3つのサブタイプを持つエストロゲン関連受容体(ERRα,β,γ)に興味を持ち,その脳内分布,細胞内動態ならびに機能を主に生細胞イメージングなどの手法を用いて解析してきた。特に,ERRβのエストロゲンシグナル抑制機能とその分子メカニズムや,新たに同定した乳酸応答分子LRPGC1のERRγを介した乳酸代謝促進作用などを明らかにしてきた。今後はこれまでの研究成果を基盤に,栄養素の寡多やpH,温度など,細胞外環境の変化による核内受容体など転写制御因子の動態変化とそれによる代謝性遺伝子発現の調節機構がどのように個体の分化や生体恒常性維持に役立ち,ひいてはその破綻がどのように疾患に関わるかを追究する。
キーワード 内分泌・代謝,エネルギー産生,核内受容体,転写制御,生細胞イメージング
Office hour 金曜日(16:00~17:00)<りんくう・B512>
その他
助教 田中 美有
所属 獣医病理学教室
大学院担当授業科目
研究内容 難治性の神経変性疾患の病態解析や治療法確立の上で、疾患モデル動物の果たす役割は非常に大きい。自然発生の神経系ミュータント動物(ラットやマウス)の神経病理学的解析や原因遺伝子の同定によって、様々な神経疾患の病態メカニズムを検討している。現在は、若齢時から歩行異常・運動失調を呈するミュータントラットに着目し、その詳細な病態評価および新規の神経軸索ジストロフィーモデルラットとしての確立を目指した研究を行っている。
キーワード 遺伝学、疾患モデル動物、神経変性疾患、病理学、ラット
Office hour 水曜日(9:0010:30) <りんくう・B425>
その他